「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
出発(1967/ベルギー) |
少々独りよがりな演出が目立つ。ただし、車のショウルームでの分割される展示車のシーンや、路上で大きな鏡を運ぶシーンのイメージは文句無く瑞々しいと思う。ジャン・ピエール・レオーがセータを着るファースト・カットやスライドフィルムの焼けるイメージは面白い。 (ゑぎ) | [投票] | |
当事の映画状況を図るにはもってこいの映画かもしれない。ジャン・ピール・レオという超芸術派映画の主役を配置し、モノクロだけど映像は流麗。しかし、内容が全くなさ過ぎる。当時の映画ファンとしては評価が微妙だが、時代かな。 (セント) | [投票] | |
ジャン・ピエール・レオーのチャームポイントをしっかり押さえている。基本的にサイレント調で撮られており、鏡を運ぶ場面など鮮烈なイメージも多々あって十分面白い。67年の作としてはちょっと古いが、スコリモフスキもヌーヴェルヴァーグやってみたかったのだなあ。 (赤い戦車) | [投票] |