「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
天使のはらわた 赤い閃光(1994/日) |
人間が負った内側の傷と、そこに巣くった化け物との共生を描くにあたって、石井隆監督は「見えない、見せないという不安」と「分からないという恐怖」を的確にエンターテインメントとして映像化した。邦画には珍しい良質のサイコサスペンス。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
『死んでもいい』から『GONIN』に至る石井隆最高潮期に於いて多分最も低予算の作だが、乗った作家の勢いを感じずにはいれない。サイコスリラーとして上級であり、そうであっては欲しくない1線を仮借なく越える勢いがある。 (けにろん) | [投票(1)] |