★4 | これは配役の倒錯的な趣向が取り沙汰されるべく作られている映画である面は否めないけれど、しかしそれ以上に、高間賢治の映画というべきだろう。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 今にして思えばこの二重に倒錯した世界と「世紀末」の間にはなんの関係もないはずだが、当時は「いかにも」と思わせるものがあったなあ。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★3 | 2018年の夏休みに初鑑賞したらいろいろ面倒くさかった。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★3 | まるで男子禁制の館に迷い込んでしまったかのような1時間半だった。居心地悪くて仕方がないけど、興味津々で出て行けないみたいな。 (緑雨) | [投票] |
★3 | 近未来・やおい・男装少女と3拍子そろえば茶番に成り下がりそうなもんだが踏み止まったのは岸田理生の観念世界が映画を統御したからだろう。異界・外界から列車で2度侵入する少年は静謐世界を攪拌するが何も変わらない。そして夏休みは永遠に続くのだ。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | サナギの痛み。プラトニックにイデアを見出そうとする幼少期の少年の感覚は、思春期にあって断末魔の高揚を見せる。これを少女の肉体に仮託するのは一理だが、反比例して難しくなるはずの芝居を(吹き替えを要しながらも)回避せず、むしろ語るべきを台詞で放ちきった演出の力。 (kiona) | [投票] |
★5 | 夏休みの学校っていつもは友達とか人がいっぱいいるのに誰もいないという「妙な感じ」があります。夏で暑いのに教室の机は少しひんやりしている。なんか異世界にいるような感覚です。この映画もその妙な感覚があります。 (ina) | [投票(6)] |