★4 | 核戦争に至るまでのポリティカルな部分は殆ど描かれず、ミニチュアの戦闘機やら戦車がバンバンやってるだけなんだが、だからこそもう各国トップ達のイカレっぷりと言うか愚かさがストレートに迫ってくる。翻って日本のとある一家族のささやかな生きる希望が美しく、だがそれも叶わぬ惨状が観てて悲しいと言うよりも、なんか淋しかった。 [review] (クワドラAS) | [投票(1)] |
★3 | 公開から50年を経た現在、日本に対する核ミサイルの脅威はよりリアルな現実として日常に影を落としているのだから、そういう意味では皮肉にも普遍的な映画ではあるのだが、結局この程度の啓蒙や挑発には何の力もないといこと。だって事態は結局悪化したではないか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 我々はいつから世界に対し、怒る庶民であることをやめてしまったのだろう?叫ぶ日本人であることをやめてしまったのだろう?宝田明は・・・ [review] (kiona) | [投票(7)] |
★5 | 『ゴジラ』で描き切れなかった「私たち」を丁寧に繊細に・・・。だからこそ、その恐怖と無念さは倍加し、日本特撮史上例を見ない秀作となる。ただ、本作に円谷英二は必要なかった。特撮パートを必要としないほど見事なドラマがある。 [review] (sawa:38) | [投票(1)] |