★5 | ミハルコフの世界。完璧。人間の愛憎まで描いて重厚、しかもチェホフ的。素晴らしい。 (セント) | [投票(1)] |
★5 | 権威や制度の危うさ。社会体制とは高邁な思想によって支えられているのではなく、生活者の日々の愛憎の集積であるという事実。だから体制は理性ではなく感情によって揺さぶられるのだ。何ものにも汚されていない少女ナージャと、その周りで蠢く情念の対比が不気味。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 夏のロシアの風景が気に入った。スターリンの独裁政治の一端を垣間見た。
(RED DANCER) | [投票(1)] |
★4 | ポスターの少女の笑顔に吸いよせられて場内へ入り、その静かなドラマ性にうなった。 (tredair) | [投票(1)] |
★4 | あの火の玉は一体なんだったのか? (赤い戦車) | [投票] |
★5 | ミハルコフが親和するチェーホフ的世界に切り込まれるタルコフスキー的前衛は故国近代史への錯綜する想いを表出し、ソビエト映画史を概観するような感銘。ズーム使いは後期フェリーニ・ブニュエルを想起させる。泥臭く且つ圧倒的な映像美。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | ガスマスクの件が秀逸。とても滑稽で、しかも終盤を予告している。盲人のパフォーマンスもそうだ。 [review] (寒山拾得) | [投票] |