★3 | 血の色のリアルさは私には重要指標だが本作は全く駄目だった。ただ映画における人の死の必然性なるものを一切描かず、偶然としての死を描いてドラマを排した作りが新鮮。潤色は違えど『プレッジ』の遠い祖先を思わせる。ゴシック・サイコ・ホラーなどではないのだ。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | 映画に魔が棲んでいるということを教えてくれてローグの「Don't Look Now」。生涯、忘れられない映画。 (ALPACA) | [投票(1)] |
★3 | 因果関係ない憑依と亡くした娘の記憶との連結が出たとこ勝負の感がある。水都ベニスの裏路地や暗渠に巣食う地縛の霊魂は唆るモチーフだがそこへの拘りもないようだ。ローグの演出は小手先のカットイン使いまくりで萎えるしベッドシーンのそれは理解不能。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 「予兆」に関する映画。そして、予兆は常に不吉なのです。 (coma) | [投票(3)] |
★5 | 陽気なイタリアは他国から嫉妬される運命にあるらしく、本作もベニスを英国らしい湿気で塗り込めてしまった。展開されるのは象徴界と想像界の迷路のように入り組んだアラベスク。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |