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戸田家の兄妹(1941/日)ファンのコメント

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東京暮色(1957/日)************

★4哀しい映画はこれ位抑制が効いていた方がより哀しいと思える。有馬稲子が可哀想すぎて、彼女が救われる他の映画をみないことには、観ているこちらも救われない。 (buzz)[投票(1)]
★5小津のフィルモグラフィでは最も「愛すべき」という語による形容が相応しくない作品にも思えるが、「小津による真冬」が描かれているというだけで、しかし私はこの映画を愛さざるをえない。 [review] (3819695)[投票]
★5闇に沈む東京の凄惨な美しさ。夜更けの喫茶店の深海のような雰囲気。一本でいいから、小津にチャンドラーやハメットの原作で犯罪映画を撮って欲しかった。傑作になっていたはずだ。 ()[投票(5)]
★3山田五十鈴の演技が光ってたが、ラストの展開といい小津作品の中で異色の作品。 (ぱんな)[投票]
★4これが小津安二郎の豆腐だよ。人間てのは誤解されるために生まれてきてるんじゃないだろうか。 [review] (G31)[投票]
★5「東京物語」とほぼ同じ布陣なのに全く違った内容になった。動的部分が珍しく多いが、ラスト辺りの静的モンタージュ、感動させるのはさすが、小津の重みを感じる。有馬稲子の馬鹿娘ぶりは苛々。リズムを壊しているが、、。 (セント)[投票]
★3斎藤高順の音楽がいつも通りの軽やかさ、であることが、本当のこの映画の意味なのでは。よく考えると、たいした事件は起こっていない。小津のいつも通り、だけれど、省略がうまくいっていない。沈鬱なのは、オサムちゃん、ミノルちゃんがいないせい。 (動物園のクマ)[投票]
★4小津監督の「太陽族」映画としても見ることができるが、やはり、同じ「東京」のつくもう一つの傑作との対比で語りたくなる大作。 [review] (ジェリー)[投票(9)]
★3「なにすんのさっ!」っていうシーンで思わず笑った。けんちゃんって昔風に言うとシスターボーイだったのか? (TOMIMORI)[投票]
★5まるでホラー映画のようなローキーの画面。終始一貫して陰鬱な有馬稲子!後期小津作品らしい明朗さのない映画で、多くの小津ファンが幻滅するのも判るが、反面、人間洞察の冷厳な特質が現れている小津らしい作品だ。また画面造型の繊細さを楽しむスタンスに立てば抜群に面白い映画。『東京物語』『麦秋』級の傑作だと思う。 (ゑぎ)[投票(3)]
★4成功者かせいぜい無難に暮らす人々の心と生活の中に潜む溝を見つめてきた小津が、同じ手法で人生に失敗した者たちを描くと何と恐ろしい絶望感が漂うのだろう。父と姉妹の静かだが激しい没コミュニケーションぶりは、この作品の好き嫌いを越えて凄まじい。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★3これまで観てきた小津作品とはかなり趣が違う。タイトルの「東京暮色」はその通りと思うが、不幸一色とは救われないよ・・・。 [review] (RED DANCER)[投票]