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カルメン故郷に帰る(1951/日)ファンのコメント

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放浪記(1962/日)************

★4森光子さんの『放浪記』は観賞していませんが、この映画の高峰秀子さんを見てしまうと、凄みを感じて比較ができませんね。 [review] (chokobo)[投票]
★4まず、主役の高峰秀子が不細工なのだ。よくこれだけ不細工になれるなってほど不細工。ひいき女優の不細工な造形を、お金を払ってまで観たいと思う人は少ないだろう。しかしこれは、彼女にしかできない芸当なのだ。あの味を出せる女優が他にいるだろうか? [review] (ナム太郎)[投票(3)]
★5高峰秀子の仕草は桃井かおりと共通の倦怠感がある。林芙美子の文章を画面に取り入れた手法は、高峰のモノローグを補うだけでなく映画的にも効果的だ。(05・9・09) [review] (山本美容室)[投票(1)]
★4高峰秀子のこの作品に対する情熱に押されて成瀬監督は彼女にほとんど芝居的な注文は出していないのではと思った。そのくらいのめり込んで画面から熱気を感じることが出来る。 (タモリ)[投票]
★4加東大介成瀬巳喜男作品の中で一番オイシイ役をもらったように見える。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu)[投票(1)]
★5この地味で辛気臭い話がどうしてここまで面白くなるのかが謎すぎる。とにかく見ていて退屈に感じるところがまったくない。個人的には成瀬のベストの一つ。 [review] (太陽と戦慄)[投票(2)]
★4まずこの高峰秀子の不器量ぶりは圧巻!終始鬱々たる表情と小憎たらしい科白回し。カフェで女給たちと戯けて踊るシーンの滑稽な顔!このブスぶりは感動的ですらある。そして同時に成瀬+高峰のこのキャクタ造型はたまらなく愛おしいのだ! [review] (ゑぎ)[投票(11)]
★3成功するとたかって来る人も増えるというのが笑えた。 (りかちゅ)[投票(2)]
★4森光子の舞台版は観た事無いけど、たぶんこちらの方がかなりギスギスしてると思われ。でも高峰秀子扮する林芙美子がひねくれ過ぎで、逆に笑えてくる。そして笑える位にブス。['04.3.31VIDEO] (直人)[投票(4)]
★5林芙美子がとりついたかのような高峰秀子の演技。伝記映画は数あると思うけれどもこれをしのぐ作品にこれから先お目にかかれるだろうか。成瀬映画の特徴として素晴らしいセットがあるが、これは極めつけの一本。 (ジェリー)[投票(3)]
★4高峰秀子の『放浪記』も、もっと一般に評価されても良いのではないか。 [review] (3WA.C)[投票]
★4成瀬監督の本領発揮。情け容赦ない描写が特に映えた一本で素直に脱帽です。凄い障害です。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★5なげやりな身のこなし、人を小ばかにしたような口調、見ることを拒否したような目。高峰秀子が演ずる林芙美子の倦怠は怖い。人生の放浪がこんな女を生むのだろうか、こんな女に生まれたがゆえに彷徨うのであろうか。生きることの凄みが漂う。 (ぽんしゅう)[投票(10)]
★5本当に面白い映画。話は『あらくれ』と大差ないんだが高峰=林の造型は日本映画に登場するあらゆるヒロインの中でも突出した個性を放っている。監督に絞りに絞られたという宝田明もいい味出してる。加東大介、草笛光子、伊藤雄之助など脇も固い。終盤の後日談は、チャンチャンコ着せてもらった田中絹代には悪いが、いらないように思う。 (町田)[投票(3)]