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ウディ・アレンの夢と犯罪(2007/米=英=仏)ファンのコメント

ウディ・アレンの夢と犯罪(2007/米=英=仏)が好きな人ファンを表示する

そこのみにて光輝く(2013/日)************

★3本作の会話シーンは多くの場合、話者同士が「座った」ままの状態、或いは「立った」ままの状態で進行するわけで動きが無くつまらない。 [review] (赤い戦車)[投票(2)]
★4「大事にしてっから・・・おかしくなんだべや!」という台詞が僕にとっての全て。ギリギリの線状で爪先立ちする主役3人の描写の緻密さにキリキリと胸を締め上げられるが、この彼岸の高橋和也あってこそ(グッジョブ)。夜明けの撮影が会心だが、ラストカットは僕も蛇足だと思います。 (DSCH)[投票(2)]
★3大きさを比較するのにタバコを置いたりするじゃない?そういうのが足りないと思うんだ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★4縦んば菅田将暉がおらなんだら如何ほど味気ない映画に成り果てていたかしらと、想像するだに怖ろしい。(演出意図の範疇とは云え)綾野剛のカラッポ男ぶりとは対照的に身の詰まったキャラクタリゼーションだ。近藤龍人は日本列島の光線とますます親密な関係を築き、北海道の暑気を首尾よく捉まえている。 [review] (3819695)[投票(13)]
★4原作は80年代の衰退していく地方都市を舞台にした、ハードボイルド的な男性目線の小説ですが、そこに女性の視点・感性を取り入れ、時代設定も80年代から今に移すことにより新たな世界観を構築しています。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★4画面から漂うすえた臭い。古畳にたっぷりと染み込んだ血と精液のミックス臭を放つ、根源的な人間のどうしようもなさに初めは拒絶感を覚えるが、映画の中で何度も光と夜の闇とを繰り返されるうちに、どうしようもないからこそはっきりと見える、希望の輪郭が美しく、貴い。 [review] (まー)[投票(7)]
★5人は救い難い状況の人たちに接することはあっても寄り添い続けることはできない。綾野のトラウマは方便としの機能しか為さぬがそれでもいいのだ。一方で姉弟の映画として一切の直載な会話を廃し尚切ないまでの想いが迸っている。空気まで演出し得ている。 (けにろん)[投票(9)]
★5スケアクロウの最後の煙草を模しての安物ライターから始まるバディムービーかと思いきや、圧倒的なマグダラのマリアが降臨して一気に全てさらって…と思いきやまたどすごいダークヒーローが現れ人間の業を思い知らされた怖かった。ともあれひとことで言うなら役者がみな素晴らしかった。それに尽きる。 (tredair)[投票(4)]
★4容姿に恵まれ甲斐性にも不足しない綾野と池脇には課題が薄く、早速つがいになってしまう件は自然の営み過ぎて喜劇のような風体である。菅田将暉が問題になるのだが、この人の陽気さも記号的なほど誇張されて人の好意を惹きすぎるために将来が明るく見える。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★4ずんぐりと弛緩した千夏(池脇)の体型から、どうしようもない生活の「重量」が垂れ流される。その重さを引き受けることで蘇生しようとする達夫(綾野)の目もまた澱み覚束ない。不完全な2人を包む光だからこそ神々しいまでに輝かなければならないという啓示。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★5一瞬だけでも、いや一瞬だからこそ、心の底から美しいとか、飯が旨いとかそういう事を感じられたら生きていけるんじゃないかな。容赦なくクソみたいな人生は続いていくんだけど。 [review] (Soul Driver)[投票]