★5 | 今更な西田や中尾の起用が『代理戦争』の旭や梅宮級の触媒となり化学反応を及ぼした。余りな単線いてまえ構図を小日向の介入を随所に錯綜させ複層化した巧味と終局の詠嘆。強固な顔面羅列の言葉のどつき合いに前作の欝憤は弾け飛んだ。 (けにろん) | [投票(5)] |
★4 | 北野映画で最も脚本がしっかりした映画かもしれない。悪く言えば最も台詞の多い映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | ウエルメイドなキタノ映画というべきか。片岡刑事の狂言回しでストーリーの面白さは増したが、初期の作品にあった荒削りな暴力性というか狂気性は洗練と同時に角が取れてしまった。新井浩文のチンピラがピカイチ。 (すやすや) | [投票] |
★5 | いやあ、戻ってる。北野映画健在。この7,8年のへたれは何だったろうか、と思わせるほど映画の芯に重力が満ち満ちている。そうなるとこのバイオレンスは現代人の男の魂を引き連れはじきまくる、、。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★2 | 座って、大声張り上げて、いがみ合ってるだけじゃん。 (G31) | [投票] |
★3 | ほぼ主役級の小日向文世がなかなかの好演。 (パピヨン) | [投票] |
★4 | 「俺、もうそういうのいいよ」という大友の台詞は、ビートたけし・北野武のこれまでのすべてを背負っているかのようで、リアルタイムのたけしファンの私にはとても生々しく、これがこの映画のすべてだ、といいたくさえなる。 [review] (おーい粗茶) | [投票(13)] |
★4 | 『アウトレイジ ビヨンド』は続篇である。『アウトレイジ』の続篇である。では「続篇」とは何だろうか。ひとまず、続篇は正篇にとって子のようなものだ、と云ってみよう。子は親と独立した個体であり、また親と無縁に生きることもできるが、親の存在なくして子が発生することは生物学的に不可能である。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★4 | いやぁもうなんて贅沢な。おせち料理のような。役者陣の面構えを観てるだけでニヤニヤしちゃった。スクリーンに大勢映ったときなんて、どこ観ていいのか迷ったね。映画って…こうだよなぁ。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 顔に刻まれた皺が、尋常ではない社会を巧く表現している。 (ユウジ) | [投票(2)] |
★5 | 恐るべき出来の良さ。群像劇になって物語が一気に拡大してるのに、その中できっちり主人公の存在を示してる。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★4 | 一度終わった男(ビートたけし)が漂わせる深い無常感。口では出世のためと言いながら、先天的に安定を嫌う男(小日向文世)の躁的執着心。ヤクザの抗争話に拮抗する強度を持った、この二つの尋常ならざる心のありようが、実は一番恐ろしいということ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(8)] |
★3 | やっぱり役者って変身願望が根底にあるからヤクザ役とか張り切っちゃうんだろうな。みんな嬉々として演っていて微笑ましい。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★4 | いやあ、いいねえ。悪い奴らが黙々と殺し合ってる。ホントにそれだけってのが、またいいねえ。前作と比べて三浦友和の人相がすっかり悪くなっているのもツボ。 (シーチキン) | [投票] |