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味園ユニバース(2015/日)ファンのコメント

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終の信託(2012/日)************

★4名匠=周防正行が壊す“セオリー”。映画を超えちゃった瞬間。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★4この映画を見てあっと思ったこと。1.設定が現代ではなく、何故か幼児期の満州の思い出が基底にあるという時代性のある話だということ。 [review] (セント)[投票(4)]
★5ブレッソンとまでは言わぬがシャブロル程度の峻厳は獲得しており、河川敷等アントニオーニ的ロケ選定も秀逸だ。作劇の均衡は廃され周防は言いたい事を言い切った。メソッドから遠い草刈の生身の少女性が現出する演出にも女房愛を感じる。 (けにろん)[投票(2)]
★3『嘔吐』のマロニエではないが、彼岸のコンビナートや検察庁舎の剥き出しの配管群に(シュルレアルならぬ)「過剰現実」とでも名づけたい不穏な生々しさを見る。あるいは中庭を持つ病室にしてもシーンの感情たる反リアリズムのリアルがあって、そのロケ・美術感覚は黒沢清CURE』『』にも通ずる。 [review] (3819695)[投票(2)]
★3最後まで観て、監督は奥さんに女優賞取らせたいんだな、という感想を持った。そんなふうに思わせちゃダメだと思う。 (もがみがわ)[投票(1)]
★3法を破る覚悟、あるいは法を見失うほどの狂おしさがあってこそ、語るべき物語に深みが生まれる。男と女の交感がおざなりで、手法の是非(なんと見事な職業論法)はともかく検事の正論に圧倒されっぱなしで、「愛の好意」が思い込みの果の愚行にみえてはおしまい。 (ぽんしゅう)[投票]