★5 | 日本映画界きっての才媛=西川美和が描く女のいない世界。ほんと嫌な女。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(7)] |
★4 | 自分を愛してくれる存在を簡単に手放してはいけない。 [review] (おーい粗茶) | [投票(4)] |
★3 | 道化的に相対化される奇矯な立居振舞の束の間、ふと疎外された子供のような覚束ない表情を見せる本木雅弘。演出・演技による造形の実体はそこにある、ように見える。場面と楽曲の編集に於けるシンクロが全体に渉る映画のリズムを生み、本当の心=涙が一筋だけ然りげ無く頬を伝う一時の、そのために映画は描写を積み重ねる。世界と人生は自意識の器ならず、という自得。 〔3.5〕
(鷂) | [投票(1)] |
★5 | 妻の死で人生の形骸が顕現し間隙を埋めるべく敬遠区に踏み込むが簡単にいく訳ない。だが1周回り行き着く境地は足掻かぬ人生では勝ち取れないとしみじみ詠嘆し映画は閉じる。偏屈な人間愛。山道を登るバスの黄泉への誘いや携帯録音声の対照。技法は冴え亘る。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 子供至上主義のこの世の中にうんざりしている自分だけど、ここに描かれた大人と子供の絶妙な関係は本当にあり得て、やっぱり子供って良いよなーとも思います。(何か支離滅裂。) [review] (K-Flex) | [投票] |