★3 | 終始止まない過剰な台詞を停滞させない画面構築、繊細に計算された自然音と効果音の使い分けや衣装など、脳内イメージの具現化が巧妙なのだが、その仕掛けが“くどさ”に転じる一面も。そんな監督の要求を体育会的頑張りで体現する松岡茉優の開花ぶりは見事。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 松岡茉優は主役では輝けないのか? [review] (K-Flex) | [投票(1)] |
★5 | 『ゴーストワールド』で『アメリ』な文学でロックでアンモナイトな映画らしい熱量のある映画。
[review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★3 | 結論として松岡茉優は演じるべき妄想女を全く演じられてないし、割込み男(渡辺大知)も全然応援したくないので、話としてはどうしようもないのだが、☆3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★3 | 物語構造の重層化が飽きさせない効果を醸し出す本編だが、いかんせんヒロインの腐りっぷりには気分が悪くなる。もちろん愛情はナルシシズムと合わせ鏡に過ぎず、内面の醜い臓物をぶちまけてなお、それを許容する者たちこそに宿るモノなのだろうが、松岡茉優には正直嫌悪感ばかりを覚えていた。それでもラストシークェンスで立派に目を奪うのは大九明子の力なのだろうか、それとも松岡の隠し力か。 (水那岐) | [投票(3)] |
★5 | 内省的文学語りな自己表現の危うさをイタさの全肯定と恋愛への迷い無さを伴った演出の強度がぶっとばす。ギミックも冴え特に歓喜を表す他者語りが反転し社会関係の隔絶に転じるあたり鮮やかだ。恋愛は綺麗ごとじゃない。終盤の愁嘆場はそういう意味で完璧。 (けにろん) | [投票(7)] |