★4 | 「たかが映画」が国家までも変革させてしまう。これを驚異と言わずして何と言うのか。ここにある「映画」は夢ではなく希望が描かれ、感動ではなく怒りのうねりが込められている。「映画の力」を思い知らされる。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★5 | 軍部の行動と理論が生々しく、俗悪さが醜い状態で描かれていた。真相を追究する思惑と、真実を伏せる醜態のぶつかり合いは、演技とは思えない狂乱に満ちた鋭い恐怖を感じる。死というものを軽く思う人間に虫唾が走り、圧力の重みに強い嘆きを覚えた。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | クタール撮影のポップとも言えるまでの明晰極まる地中海の陽光の下で又寓意を篭めた仮想国の物語としながら伊映画のような暗黒政治へのプロテストが描かれたことが驚きでさえある。アンビバレンツな魅力に充ちている。多少単純ではあるにしても…。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 「正義が勝てない」社会の恐ろしさを描いている映画ですね。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | ジャック・ペランはモードラ付きのニコンFで至近距離から隠し撮りするわけだが、果たして気付かれないものか? サブで使っていたのはキヤノンFTbだったような気がする。 (犬) | [投票(1)] |
★3 | プロットを追う面白さと映画的な面白さは別だ。とはいえ、スピーディーな編集とテオドラキスの音楽によって生み出される疾走感には抗いがたいものがある。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 映画ならではの興奮は感じなかったけど、クタールの透明なカメラに脱帽。 (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | この映画における、政治とコメディの主従関係を入れ替えるとゴダールの『ウィークエンド』になり、腹違いの兄弟のような作品。「笑わない判事」トランティニャンの笑いを噛み殺したような演技が最高に笑える。 [review] (リーダー) | [投票(1)] |
★3 | 真面目に社会派かと思いきや、どこかコメディチック。よくも悪くも疾走感ありすぎ。 (あちこ) | [投票(1)] |
★5 | 政治を真っ正面に描きながらシニカルなユーモアを決して忘れない。社会派作品の名作は伊達じゃありません。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 既存の体制から逃れるには三つの方法がある。しかし、権力者が体制の保持にその権力を使う限り、必ずどこかで血が流れることになる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 社会派サスペンスの最高峰。とにかく面白い! (パピヨン) | [投票] |
★5 | A級映画より上の作品を私はZ級映画と呼ぶ。 [review] (24) | [投票(6)] |
★4 | 社会派であるはずなのに、テンポがよく話も複雑ではないので(簡素化しているので)、人間関係で困ることはない。ある意味、奇跡的な出来栄え (モモ★ラッチ) | [投票(2)] |
★4 | 娯楽作品としてもじゅうぶん楽しめるが、当時の時代感覚を反映しているという点からも興味深い。銃でも刃物でもなく、殺戮の道具はあくまで棍棒。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |