★4 | 幕末『真空地帯』。キャストや舞台設定から「集団抗争劇」の一作かと思いきやいい意味で期待を裏切られた。加藤泰伝説、ここに始まれり。 [review] (町田) | [投票] |
★4 | 新選組を血に飢えたテロリスト集団と捉え、ひたすら内ゲバを描く異色の時代劇。冷酷で狡猾な土方歳三を演じる西村晃、冷徹な監察方・山崎烝の内田良平が陰険で素晴らしい。 (パピヨン) | [投票] |
★4 | 特に光っていたのは内田良平。ものすごい殺気というか、近づくと恐怖を感じさせるというか、たじろがせるような、抜き身の刀とは、ああいう雰囲気を言うのだろうと思わせる出来栄え。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★4 | ラスト近く、大川橋蔵と藤純子の求め合う手が、さながらシスティナ礼拝堂天井画の神とアダムの伸ばしあう手そのものに固まるカットが絶品。この毒々しい血の奔流は酔狂で流されたものではない。新撰組の本質を白日のもとに暴き出すものに他ならないのだ。 (水那岐) | [投票] |
★4 | 『みなごろしの霊歌』にも通じる殺伐とした空気に参った。間者を探す際の長回しなど、熱い場面がたくさん。加藤泰らしいロー・アングルショットも存分に味わえる。 (赤い戦車) | [投票] |