★3 | 「捕獲」でなく「殺し」に行くということの是非なぞビグローの念頭には無く、代わりに大穴プロジェクトを的中・成功させた女の子のサクセス譚として語られる。頑張った自分への感傷に涙されても正直シラける他ない。前線基地の日常描写など棄て難いが。 (けにろん) | [投票] |
★3 | どうにも白黒はっきりしないのは、二項対立で割り切ることの安易さ批判ではなく、白にも黒にも「いい顔」したいというキャスリン・ビグローの八方美人根性のせいにみえる。『ハート・ロッカー』のときも感じたが、この人には当事者意識が欠けている気がする。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★5 | 前作「ハート・ロッカー」のあの極度の緊張感を、この作品で何と3時間も続かせるこの演出力は、キャスリンを巨匠と読んでも差支えない出来である。それほどの快作であり、けれど立派な娯楽作でもある。 [review] (セント) | [投票] |
★5 | キャスリン・ビグローの「お仕事中毒な私!」シリーズ。猛者の中に紅一点の主人公に重なるキャスリン・ビグローの執念。それ故か、とても熱のこもった映画に思える。興奮した。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] |
★3 | 作戦を実行するのはDEVGRUのオッサンらである。その作戦の決行を判断するのもオッサンたちだ。これはマヤがいなくとも成立する話である。少なくともそう見せてしまう。そこに語り手が抱える人生の課題が痛切に表現されている。 [review] (disjunctive) | [投票(4)] |
★5 | CIA、アメリカ、テロリスト、映画の製作者、それを楽しんで見ている我々。全員間違いなく地獄行きだ。皆平等に罪深い。分かりきったことだが絶対の正義などなく、絶対の悪などない。どうして自分を守るために他人を傷つけて、それは永遠に止まることがないのだろうか。 (サイモン64) | [投票] |
★3 | ラストシーンの涙に意味はない。ただこぼれてきてしまった涙だからこそ考えさせられるし、作品の重さを感じられる。 [review] (deenity) | [投票] |
★2 | 徒労に終わった情報収集まで、全てをありのまま盛り込むことがリアルと言えるのかどうか。観ているこっちは退屈なだけ。小説なら紙幅の都合で割愛しますがと言えるシーンがてんこ盛り。結末がわかっているだけに退屈。 (IN4MATION) | [投票] |