佐藤慶の映画ファンのコメント
花と龍 青雲・愛憎・怒涛篇(1973/日) |
昭和初期の労組運動はスト潰しのヤクザとの闘争の必要から暴力的になったと語られる。原作からパッション盛り上がる件を集めた名場面集の趣で、ストローブ=ユイレ『オトン』の方法論という評価もアリかも知れない。力作でちょっと疲れるが加藤泰らしさ満載。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
ローアングル長回しに徹底して拘る演出スタイルの凄さ。雨や嵐や雪の場面など異様なほどの画面の強度があり、全編にわたって加藤泰の強烈な個性を感じ取れる。 (太陽と戦慄) | [投票] |