佐藤慶の映画ファンのコメント
新宿泥棒日記(1969/日) |
頭の中で考えた“性の解放”からなんとか飛躍しようと、また頭の中で考る。そんなジレンマを感じてしまう。30年前の性意識。 (ぽんしゅう) | [投票(5)] | |
唐十郎の歌が耳に残る。佐藤慶と渡辺文雄が女を追い掛け回すシーンも変だ。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] | |
このドタバタを見終えて「新宿」を自覚した。これが新宿の現実であり未来なのか。自分を失える空間。自分を消す空間。それが新宿だというのか。この都市のあり方と予言的な描写に圧倒される。恐ろしい映画だ。 (chokobo) | [投票(1)] | |
横山リエが本を、ものすごく何層にも高く積んで抱きしめるシーンが印象に残っている。大島の映画にしては女性的な、珍しくポエムな映画と思う。 (セント) | [投票] | |
街を自分の体で歩けた最後の時代。吉本ばなながマンガ『鉄コン筋クリート』を評した「自分の町を自分の体で生きたくなる」という言葉を思い出す。東京の映画館で観た時は、映画館を出た時そこに映画の世界が持続しているかの如き感覚を抱いた。 [review] (鷂) | [投票] |