★4 | ラストで民族哀史とでも言うべき『ディア・ハンター』的構造に気付かされたりするが、メルヴィル的殺人顛末からローリングして『ターミネーター』的破綻に至る韓国シークェンスの力技。無謀と思える展開をねじ伏せるホンジンのその自信は支持したい。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | あの血も凍るそして煮えたぎる『チェイサー』から2年。2作目は思ったよりアメリカ映画的だったかな。前作のとにかくおどろおどろしく地下の要塞に引き籠って行くイメージから少々ハリウッド的にはなっていましたね。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | よくできた追いかけっこ映画。"黄海"での主人公の悲惨な境遇と殺しの機会を伺う様を丹念に描いた前半から一転、後半は走りまくり&殺しまくりで一気に駆け抜けていく。ナ・ホンジン監督の意地の悪さは今回も健在。 [review] (パピヨン) | [投票] |
★3 | 逃走劇としてはいたってシンプル(キートン作品!)で、特に話に深みがあるでもなくサスペンス構成も冷静に見れば並の部類。特筆すべきは140分続く驚異的なカットの多さ。活劇のみならず平時シーンまで切り刻み圧倒的な映画速度が持続する。これはこれで一つの芸。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |