★4 | ミスリード職人吉田修一に生真面目に正面突破で立ち向かう演出の剛直と凡庸な内実をギリシャ悲劇めいた大上段からのドハッタリで崇高にまで高めてしまう思い入れ。だが、それを不快に思わないのは社会から弧絶した多くの人々への真摯な共感があるからだ。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | この映画には救いがない。人を信用しても裏目、信用しなくても裏目。表がない。どうしたらいいかわからなくなる。「もしかしたら犯」を演じた3人綾野・松山・森山はいずれも好演。だが、彼らと関わった者は全員泣いている。重い。 [review] (IN4MATION) | [投票(1)] |
★4 | うーん、2時間20分の長尺は持ち応えた。ある意味娯楽作でもあり、十分楽しめる。特に、これだけの俳優のオンパレードは見ているだけで得難いものがあり、貴重だ。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★5 | 犯人探しのミステリー映画であり、人間の本質をヒューマンドラマでもあり、大衆から通な人まで全ての人に勧められる邦画の名作になりうる。 [review] (deenity) | [投票] |
★4 | 怯えた目をした男は「信じてくれてありがとう」とはにかむ。伏し目がちな男は「信用されて嬉しいです」と伝言を托す。世間の上辺を彷徨う男は「俺を信じようとする奴がすぐに分かる」と挑発する。そして、裏切られた者の怒りは心の底深く内向し、ときに爆発する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 脚本・演出・役者陣いずれもとりたてて不満はないが、「やられた感」は少ない。期待値が高すぎた裏返しかもしれないが。 (irodori) | [投票] |