★5 | 挿話を描くだけで背景に在る歴史を浮かび上がらせる精神のダイナミズムに撃たれる。その構成と台詞に負う手法をデイ・ルイスの明晰なテクが完璧に担保。終盤の戦場は晩年の黒澤が拙く試みた詠嘆の完成形と思えた。票読みの劇構成が蛇足に思える程に。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 日本の観客にとって共和党と民主党に対しての何となくのイメージが覆されるのだけど、歴史オンチな多くのアメリカ人にとってもそうかもね。 [review] (HAL9000) | [投票(1)] |
★3 | リンカーンの人間性に重点を置いた映画だとも言えそうです。で、それって、どんな人間性なの、と自分に問いかける。 [review] (セント) | [投票] |
★5 | アメリカ人向け。95/100 [review] (たろ) | [投票] |
★3 | リンカーン最後の数か月に焦点を絞ったのは良いと思う。こちとらアメリカ史には全く詳しくないのでピンと来ないところが多々あったし、「結局最後は怒鳴って言うこと聞かすんかい」という強引さもありながら、長尺を無難すぎる程無難にまとめていた。ラストの横顔に重ねた殉教者のイメージはこれで良かったのだろうか? (サイモン64) | [投票] |
★4 | 理想の遂行の為には裏工作も含めて政治屋に徹する。ある意味清廉潔白なリンカーンのイメージは崩れたが、掲げた理想が現実に変わる時、やはりまた彼のイメージは元に戻る。 (IN4MATION) | [投票] |