★2 | 公園の炊き出しや職安の長蛇の列や米軍への公募従軍はリアルに目を背け映画内制度に依拠した戯言。又、家庭が真にリストラクトされるには全てが生半可。小泉は裸体を晒して犯されまくれ!香川は殺され殺せ!その果てにこそ子は未来を穿つべきだ。 (けにろん) | [投票(8)] |
★4 | ひどく屈折した描き方するもんだなぁ。しかしそれがあるからこそラストの涙に意味が出る。音楽は相変わらず個性的で◎。86/100 (たろ) | [投票] |
★4 | 「家族」を「世界」に見立てた黒沢清的『家族ゲーム』21世紀版コメディー。コメディー? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] |
★5 | 急に突拍子もないものが出現したり、いかにも不安定な現代を描き続けている黒沢清が、妙に落ち着いて揺れ動く現代社会を、揺れないでぶれないでしっかり描写した家族ドラマだ。 [review] (セント) | [投票(12)] |
★5 | 風に舞う新聞紙は寂れた公園に似合う小道具であるが、それが家庭内に持ち込まれたとき、「幸せな家庭」というフィクションは動揺しはじめる。 [review] (パグのしっぽ) | [投票(3)] |
★4 | まずは、持ち前の不穏さを半透明のオブラートに包み込み、ことあるごとにちらつかせつつ、静かに揺さぶり続ける黒沢演出の繊細さに魅了された。線路ぎわの家から街へと彷徨う父や次男の不規則かつ自然な「導線」が、どうしてこんなに面白いのだろうと関心する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(8)] |
★4 | 奇妙なバランスで持ちこたえていた家族という名の共同体がそのバランスを崩して瓦解し、関係を再構築して「更正」するまでの物語。息子の信任を得ている母親の強さとそうでない父親の軽さの対比が印象的である。 (Master) | [投票(1)] |