ナサニエル・ブラウンの映画ファンのコメント
エンター・ザ・ボイド(2009/仏=独=伊)が好きな人 | ファンを表示する |
危険なプロット(2012/仏) |
虚実ない交ぜの語り口が流麗で闊達なのとプチブル夫妻を主人公に置いた点でアレンのようだという言説は免れないが、パゾリーニ的トリックスターを混入させ撹乱する。途中まで圧倒的におもろいのだが、終盤はどうにも強度が不足。ラストは寧ろ凡庸だ。 (けにろん) | [投票(1)] | |
中産階級一家の空疎な生活に「創作」を通して人間らしい苦悩を仕込み、一家をマイナス方向へ覚醒させるという、閉塞状況をかかえた労働者階級の青年の無意識の復讐が、生徒の凡庸を愚痴り、陳腐なアートに翻弄されるインテリ中産階級夫婦をも飲み込むという悲喜劇。 (ぽんしゅう) | [投票] |