★5 | 『キル・ビル』から殺戮のロマンティシズムを『レザボア』から土壇場のダンディズムを継承したイズムの結晶。ワンパターンなのに飽きないっす。人種と性別についての糞コードを蹂躙し遣り放題の挙句に人としての信義則を提示。それも小粋でシャレた遣り方で。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | かなり長いので、正直疲れたが、なかなか引き込まれる作品でした。そしてあいかわらずグロい。しかし、ずーっとずーっと、見ながら「気になること」が・・・ [review] (プロキオン14) | [投票(1)] |
★4 | 負のエネルギーが織りなす極上のエンターテインメント。起爆剤は、リンカーンの友人になれなかった輩ども、すなわち「正義」と「制度」の意味や秩序が理解できない者たちの、強欲と打算、偏見と侮蔑、差別と憎悪だ。
しばし、理性という面倒から解放される快感。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★3 | 監督の醸し出す偽悪っぷりがどうにも合わない。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 実にヘイトフル。歴史に沈潜した憎悪に作用され、疑心と殺意が濃縮されゆく会話劇の「言葉の暴力」が、行くとこまで行った感があって凄まじい。白も黒も、嘘と赤い血に沈む上でしか和音を奏でることはしないという、ピアノの鍵盤と不協和音混じりの「聖しこの夜」が示唆する恐るべき「アメリカ的」帰結。文学的な前のめり感がかなり強いが、相応の旨みと凄みが出た。にしてもタラ先生の最近の荒ぶり方は一体何なのだろう。 [review] (DSCH) | [投票(5)] |
★4 | 圧倒的な雪の西部劇。雪の質量はコルブッチの『殺しが静かにやって来る』を目指したものだろう。それは冒頭の、超遠景から始まる馬車の"待ちポジション"でも明らかだ。本作も、走る駅馬車の撮り方は俯瞰ショットも並走ショットもちょっと今まで他で見たことのない画面だし、或いは馬の扱い、馬車を御する技術への言及が心憎い。 [review] (ゑぎ) | [投票(7)] |
★5 | 裏『フォレスト・ガンプ』とでも言うべき“ザ・アメリカン”な映画。なんならグルっと回って『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』。めっちゃ楽しい。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(9)] |