相米慎二の映画ファンのコメント
ナム太郎のコメント |
光る女(1987/日) | 全体としては実験作の域を出ないし、武藤や秋吉の起用はそれ以上に実験的だったりするが、作品の根底に流れる思いもかけぬほどの純粋さ、その痛さは確かに伝わった。 | [投票(2)] | |
風花(2000/日) | 作風だけを見ていると確かに相米慎二の映画なのだが、いったいこの優しさは何なのだ。最後の最後にこんなものを残して逝った彼はやはり大バカヤローだ。 [review] | [投票(4)] | |
あ、春(1998/日) | 愛すべき嘘つき野郎の映画。相米慎二の死が、本当は全くの嘘っぱちで、それこそ山崎努が演じた親父のように突然フラッと帰ってきてくれたら…。本作を観ながら、そんなことをふと考えた。 [review] | [投票(2)] | |
台風クラブ(1984/日) | 公開時、バービー・ボーイズに合わせて踊る彼らを見て「俺たちの映画がやってきた!」と思った。それはまさに台風のようだった。 | [投票(3)] | |
お引越し(1993/日) | さまよい歩く田畑智子。心と動きの一致。演技を超えた演技。 | [投票(2)] | |
ラブホテル(1985/日) | 石井隆色は強いが、あの桜吹雪に「これはやはり相米慎二にしか撮れない映画だ」ということを感じた。同様に村木も寺田農以外には考えられない。撮影や選曲のセンスも含め、ロマンポルノという枠を超えて評価されるべき傑作。 | [投票(3)] | |
夏の庭 The Friends(1994/日) | あの気持ちよさそうな「夏の庭」を私も覗いてみたくなった。何もしていない振りをして、三國&淡路という名優を餌にギリギリのところで「映画」を釣り上げる相米慎二のしたたかさよ。 | [投票] | |
セーラー服と機関銃(1981/日) | 相米慎二の手のひらで映画が遊んでいる。 [review] | [投票(1)] | |
翔んだカップル(1980/日) | 再見して改めて映画的興奮に満ち溢れた作品であることを確認した。これはただのアイドル映画ではない。デビュー作にして相米慎二が優れた映画作家であることを証明した記念碑であり、その輝きは20年たった今も全く失われていない。 | [投票(5)] | |
雪の断章 情熱(1985/日) | 併映の「姉妹」たちをたったひとりでなぎ倒した斉藤由貴の魅力が圧倒的だった。それにしてもこの頃の相米慎二のパワーは何だ。見事なまでに映画が遊ばれているのがこれほど気持ちいいものだとは! | [投票(5)] | |
東京上空いらっしゃいませ(1990/日) | この映画のタイトルじゃないけれど、彼の映画を観ているときは思わず「相米慎二いらっしゃいませ」と叫びたくなるくらいに嬉しくなってしまうのだが、観終わったあとはどうしてこんなに切なくなるのだろう。 [review] | [投票(4)] |