★5 | ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972/仏) | 不意をつくようなシュールな発案に驚かされる。この感覚は、起きていて考えるモノと違い、眠っている時の夢を綴った感じなのかな?夢は自分の都合通りに考えられない。ブニュエルの作品には、本作のような悩ましいアイデアと魅力が沢山あるから大好きです。 | [投票] |
★4 | パリのレストラン(1995/仏) | 商人の人には是非見てもらいたい作品。何気ない仕事の中で出会える人々がこれほどに偉大と思えるほど綺麗な物語。閉店するからではなく、常日頃心掛けたいサービス精神満点な思い。こんなレストランに出会ってみたいですなぁ。 | [投票(2)] |
★5 | 最前線物語(1980/米) | 殺す、殺されるだけが「無残」や「惨い」と言う語原にそぐわない事を理解した。生きるからこそ、皮肉さ故に存在する。ただ単なる事実と受け止めず、実際に考えてみる価値ある作品。監督の志に迸る共鳴感に井吹を挙げた。 | [投票] |
★4 | バベットの晩餐会(1987/デンマーク) | 言いたいけど言えない・・・そんなもどかしい気持ちが奇妙に描かれている。晩餐会シーンまでは本当に何が狙い目なのか分らなかった。オペラの恋物語にしてもそれほど良い刺激にはならない、それが・・・この監督は本当にタヌキだ!これが本物の嬉しい裏切り。 | [投票(1)] |