東野英治郎の映画ファンのコメント
十代の性典(1953/日) |
総花的な少女漫画。格差の並列が残酷だが続編ありきでどこまで本気か惑わされるし、なによりクリスチャンの造形が生半可でいけない。撮影はさすが50年代、若尾文子の尻餅や津村悠子の影を追う急ぎ足など見事に決まっており、城下町の描写が丁寧でいい。 (寒山拾得) | [投票] | |
シリーズ四作通じて、性の対象という意味では若尾文子はメインではなく、準主役というべきで、出番も多くないのだが、しかし、裏の主役と云いたいぐらいに、彼女の存在が映画を支配している役が与えられている。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
後年のロマンポルノシリーズとかよりも、こういうまじめな作品で刺激受けちゃう奴のほうがかえって困った奴じゃないか。そ−ゆー私もちょい石田ゆり子似の沢村晶子 やだれにも似ていない若尾文子 に刺激受けちゃったんですが。 (ジェリー) | [投票] |