東野英治郎の映画ファンのコメント
大番(1957/日) |
昭和2年から7年の兜町を扱うのだが、昭和5年からの昭和恐慌に言及されないのが不思議。相場師は不況でこそ儲けるのだろうか。豪華再現美術が素晴らしく、宇和島の農民生活描写も綿密、昭和初期の都市と農村の格差を浮き彫りにしている。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
加東大介主演作ってみんな同じだな・・・。 (町田) | [投票] | |
昭和二年。主人公の赤羽丑之助−加東大介が、宇和島から東京へ汽車で出て来る場面から始まる。加東は18歳の設定だ。東京駅前の交番で日本橋の蕎麦屋へ行きたいと云い、巡査の小林桂樹から、ずいぶん老けた18歳だな、と云われながら、道を教えてもらう。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
最強の脇役加東大介が主役でもいけることを示した傑作。日本のアーネスト・ボーグナインか。淡島千景 にはまた惚れた。昭和最初の10年間をここまで緻密に描くには、確かな原作の読みと、優れた脚本の腕と、何よりも中古智の美術が必要だった筈。 (ジェリー) | [投票(2)] |