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小松菜奈の映画ファンのコメント

恋は雨上がりのように(2018/日) 来る(2018/日) ディストラクション・ベイビーズ(2016/日) バクマン。(2014/日) ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017/日) さくら(2020/日) 閉鎖病棟―それぞれの朝―(2019/日) 坂道のアポロン(2017/日) ムーンライト・シャドウ(2021/日) さよならくちびる(2019/日) 余命10年(2021/日) 糸(2020/日) ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016/日) 沈黙 -サイレンス-(2016/米) 渇き。(2014/日) サムライマラソン(2019/日) ヒーローマニア-生活-(2016/日) 予告犯(2015/日) 溺れるナイフ(2016/日)が好きな人ファンを表示する

嘆きのピエタ(2012/韓国)************

★3闇金の取立て方としては『ウシジマくん』の方が残酷な気がする。というのも、債務者を障碍者にするばかりで、ちっとも利息の回収に成功しているシーンが描かれていないから。また、残酷な描写を極力画面に映し出さず観る者に想像させるという手段も甘い。何より30年前に自分を棄てた母親が唐突に自分を訪ねてくるというタイミングの悪さ、それをすぐに実母だと信じてしまう主人公の甘さ。腑に落ちない。 [review] (IN4MATION)[投票]
★4醒めた憎しみを滾らす子と母の予断を許さぬ展開が、近代化が崩壊し行く世相を背景に錯綜と混沌のスパイラルを形成するかに見えた前半。しかし、「愛」を肯定する胡散臭さで一気にトーンダウンする。それが理に落ちすぎる終盤の仕掛けの便法に見えるから尚更。 (けにろん)[投票(1)]
★4だいぶシンプルに回帰してるけど、ギドク節が戻ってきた。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★4本能としの愛情の強度についての映画である。青年は母と子を結ぶ愛情の強靭さを知らなかった。その「強さ」とは人間の本能に根ざした力である。人の存在に係わる絶望が引き起こす自己破壊的結末。キム・ギドク流の悲痛が噴出する何とも壮絶なラストシーンだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4韓国映画の中でも特にギドクが好きで毎回欠かさず見ている僕。本作も突飛な題材で人間の救済をテーマにギドクが鮮烈に駆け抜けている。 [review] (セント)[投票(3)]