池部良の映画ファンのコメント
冬の華(1978/日) |
俊藤浩滋+倉本聰+クロード・チアリという誰が考えても完全なるミスマッチが、意外や伝統ある東映任侠を異次元へと昇華させた。スタッフ・キャストそれぞれが非常に良い仕事を競い合い、それが何と見事に融合してしまったのだ。 [review] (sawa:38) | [投票(3)] | |
隠し味だった戦前フランス映画仕込みの哀愁を全面に出したヤクザ映画の変化球。好きだけどなあ、評価低くて意外。まあ冒頭の風車のベタさからして、シネフィルの好むタイプの映画ではないが。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
価値観の違いに翻弄されたり、思わぬ方向に追い込まれたりする主人公というのがテレビでの倉本聰脚本の面白さであり、実はこれは任侠映画のベースのはずで、それをかなぐり捨ててチャイコフスキーだシャガールだと言われても新しいかもしれんがつまらない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |