バリー・ジェンキンズの映画ファンのコメント
ビール・ストリートの恋人たち(2018/米) aftersun アフターサン(2022/英=米) ムーンライト(2016/米) 17歳の瞳に映る世界(2020/米=英)が好きな人 | ファンを表示する |
ぽんしゅうのコメント |
ビール・ストリートの恋人たち(2018/米) | 映画のなかで確実に進行するのは、あふれんばかりの恋心を瞳いっぱいにたたえた19歳の娘ティッシュ(キキ・レイン)の初々しい“過去”の恋愛物語だ。その思いを断ち切るようにおとずれた理不尽な“現在”は、誰がどう手を尽くそうが止まったまま一向に動かない。 [review] | [投票(1)] | |
aftersun アフターサン(2022/英=米) | 20年前のビデオ映像を起点に蘇る11歳の記憶と思い至る30歳の感慨。その夏、祝福される娘の「11歳の誕生日」と、忘れられていたさらに20年前の父の「11歳の誕生日」。未来の歌を歌わない父と、終焉のダンスを踊らない娘。接点でありながらもすれ違う二人の思いと行動。 [review] | [投票(2)] | |
ムーンライト(2016/米) | シャロン役に3人の俳優を配したことで悲しみの深さがより印象に残る。成長と共に容姿は変わっても、心の傷は日ごとに深さを増し“おびえ”となって目に宿り続けるさまが痛々しい。彼が背を向けたとき、視線から解放された私を、安堵と同時に後ろめたさが襲う。 [review] | [投票(5)] |