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石原徳子の映画ファンのコメント

恋のいばら(2022/日) スティルライフオブメモリーズ(2018/日) 牝猫たち(2016/日) 君は放課後インソムニア(2023/日) きみの鳥はうたえる(2018/日) 騙し絵の牙(2020/日)が好きな人ファンを表示する

ぽんしゅうのコメント************

★3恋のいばら(2022/日)松本穂香玉城ティナのビジュアルギャップが効果的で松本が腹に秘めた“たくらみ”がミステリーとして盛り上がりそうなにの盛り上がりきらずフラストレーションが残る。通奏する童話「眠り姫」やキーアイテムの「写真集」も物語の厚みを補強しきれていない。 [review][投票]
★2スティルライフオブメモリーズ(2018/日)女性性器からあらゆる“女性性”を消滅させる試み、の意味は理解できる。映画の最後に準備された数枚の「静物写真」(残念ながらボカシのかかった)はおそらく、それに成功しているように見えた。ただし、それは映画的アプローがもたらした成果ではないと思う。 [review][投票]
★4牝猫たち(2016/日)かつて映画のなかの風俗嬢には事情があった。男に裏切られた怨恨女。親兄妹を背負う勤労女。惚れた男に貢ぐ奉仕女。借金漬けの居直り女。世間を斜に見るやさぐれ女。そんな事情が物語の推進力だった。この牝猫たちにとって最早「事情」は現実感を持たないようだ。 [review][投票(1)]
★5きみの鳥はうたえる(2018/日)なんと心優しい青年たちだろう。愛おしいほど真面目で不器用だ。男二人に女一人。アメリカン・ニューシネマやヌーベルバーグの青春? いや、彼らは背伸びし“未熟さ”を露呈し権威に圧倒された。殻に籠ったこの日本の若者たちは互いの“優しさ”に戸惑いすれ違う。 [review][投票(6)]