石原徳子の映画ファンのコメント
恋のいばら(2022/日) スティルライフオブメモリーズ(2018/日) 牝猫たち(2016/日) 君は放課後インソムニア(2023/日) きみの鳥はうたえる(2018/日) 騙し絵の牙(2020/日)が好きな人 | ファンを表示する |
早春(1970/英=独) |
公衆浴場の場末でニッチで猥雑で尚且つ空虚であるという環境設定が異世界めき、そこでは何が起っても必然という臨界間際の剣呑が充満しているかのよう。童貞少年の年上お姉さんへの憧憬は終に暴走せずインポテンツに自閉するが幽界が侵食し破綻へと誘うのだ。 (けにろん) | [投票(3)] | |
15歳の少年にとってこの公衆浴場がすでにDeep End。義務と服従の白衣を脱ぎ捨てて、黄色いコートを颯爽と翻す自由で勝手気ままなお姉さん(J.アッシャー)。童貞少年の白衣の内側は、自分も気づかぬうちに血色に塗り込められる。未熟者の純情を浸食する「赤」色。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
確かにスコリモフスキの最高作という声もうなづける、とても楽しく、瑞々しい映画だ。特記しておきたいシーン、シーケンスは沢山あり過ぎて困るぐらいだが、まずは、最初の客として登場するダイアナ・ドースが過剰で笑ってしまった。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |