★3 | アパート、オフィス、喫茶店、住宅街 etc。こんなに所かまわず大声でがなりたてる男と女(の映画)をみたことがない。二人の距離から程よい“あいだ”というものが消滅している。“あいだ”とは世間だ。真利子哲也は二人を「世間」から切り離しどんどん純化する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | 男が女と対するとき苦悩し煩悶する局面が釣瓶打ちにやってくる。そこから逃げることなく腹の底から声を振り絞り忸怩たる思いを呑み込んで宮本は突き抜ける。迎合的な楽天性皆無の表層時代へのアンチテーゼ。無双の領域に到達した蒼井優のマイルストーン。 (けにろん) | [投票(6)] |
★5 | 唾液と愛液と血液が一体となって奔流を成す、正直な欲望が真っ当に勝負を決定する世界の住人たちに痺れる。蒼井優はあるいは演技者となってベストの熱演ではないか。彼女の最高の部分と、最低の部分を味わえる傑作だ。愚直な主人公を演ずる池松壮亮らとのセックスの神聖さと下衆さの側面ごとに酔える多面性も、この猥雑にして愛おしい世界の歯車だ。 (水那岐) | [投票(3)] |
★4 | 男っていつまでもガキだなあ、、なんてホント思えます。この年になっても。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★4 | こういう絶叫系キャラクターは好きじゃないし、そもそも池松壮亮君も蒼井優さんも苦手なタイプの役者だったのに。 [review] (K-Flex) | [投票] |
★5 | 私が見た近作の日本映画の中でも、本作はちょっと頭抜けている(そんなに沢山見ているわけでもないので、口幅ったいですが)。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |