ビル・ハーニッシュの映画ファンのコメント
ラッキー(2017/米)が好きな人 | ファンを表示する |
聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017/英=アイルランド) |
開胸手術、ドクドクと脈動し蠢く心臓を接写でとらえるグロテスクなオープニング。「美しい」人間の薄皮が剥かれてあらゆる悪意が臓物のようにごろりと転がされていく作劇は、この開巻から予告されている。悪意、演出はハネケ、キューブリックからのいいとこどり。バリー・コーガンの上目遣いで相手の目の奥、心の奥底をのぞき込むような青い瞳が、狂気で濁っているのではなく信念で澄んでいるのが怖い。 [review] (DSCH) | [投票(3)] | |
登場する人々の営みは下世話で俗っぽいのに、ひんやりとして温度が感じられない。まるで、こちらの世界との間に透明だが分厚い膜でも存在するように、その奇異な出来事は客観的に淡々と繰り広げられる。現実と非現実の間に宙ぶらりんにされる不思議な薄気味悪さ。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
いかんものを観てしまった。エンドロール中に考えていたこと。 [review] (さなぎ) | [投票] | |
中身がありそうで、なさそうで、ありそうで。心か落ち着かない映画には違いない。 [review] (プロキオン14) | [投票] |