★4 | 陽なたのアオシグレ(2013/日) | 妄想過多で気後れ気味の少年の愛すべき掌編。キャラクターは只々愛らしく、これは思春期を迎えた男子への応援歌の色が濃い。躍動が躍動を呼ぶ妄想世界もカワイイのだが、主題歌をフルコーラス描き尽くしたパートは冗長だったようで玉にキズとは感じた。中高生の頃観たなら感涙に浸っていたろう。 | [投票] |
★4 | 雨を告げる漂流団地(2022/日) | 「おー。ブタメン三昧!」「俺とお前は一心不乱だからなー」おお、そこらのガキだ。 [review] | [投票(1)] |
★5 | フミコの告白(2009/日) | 大塚康生の後継者ともいうべきアクション・アニメーターとして名を轟かせた石田祐康の処女作。シンプルな物語を軸にアニメならではのスピーディーでコミカルなアクションは何度見ても飽きない。『ペンギン・ハイウェイ』以降の新作が本気で待たれて仕方ない! | [投票] |
★4 | ペンギン・ハイウェイ(2018/日) | 「動き」の面白みを前面に押し出したスペクタキュラーな見せ場は、あるいは「ただのジブリのエピゴーネン野郎」と石田祐康を呼ぶ誘惑に人を駆り立てるかもしれない。だが、若く柔軟なスタイルは見逃してはいけない特性だろう。そして作家的には決して教条主義を奉じるクソマジメ男ではなく、健康的なエロスの誇示もする作家性には好感がもてる。 [review] | [投票(1)] |