★4 | 実に真面目な告発で神妙に観た。半世紀たっても殆ど変わらない対立構図を浮き彫りにして重厚。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | 歴史とは名もなき多くの凄惨な事件や戦闘から成る。そういう意味では、死者への敬意・現代人への警鐘として、映画という媒体は役に立つ。問題は、事件の映像化が何を目的として行われたかだ。70/100
[review] (たろ) | [投票] |
★4 | この密室スリラーは基本的に八百長であり悲劇は偶然に依存している。そして偶発はスリラーになりえない。作者は現場レベルの正義の担保に興味があり、市警と州警察と州兵のパワーバランスの中で各々がキャラ立ちを果たし、加害者のストレスに話は傾斜する [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★3 | 描き方が冷静すぎて不完全燃焼。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 公権力による憎悪と暴力による恐怖を淡々と描いている。その分、本当に生々しくて怖い。半世紀前の事件だが、今でも似たようなニュースを耳にする。それだけに映画化する意義も大きいと思う。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |
★3 | 50年前の事件を持ち出してきて、今、何を伝えたかったのかよく解らない。余計な深読みだが、自白強要や聖歌隊の逸話からすると「祈り」がテーマだろうか。執拗に揺れ続け、短く切り刻まれた画面は造りもの感を増幅するだけで恣意的な“雰囲気”しか伝わってこない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 人種差別はもちろんだが、大切なのは現代に根付く社会派作品として捉えること。作中にチラッと映るワンシーン、ミシガン州の警察がさながら我々傍観者たる一般人を指すのではないか。 [review] (deenity) | [投票(3)] |
★4 | 面白かったというと、この映画の場合不謹慎だと言われるかもしれないけど、50年前のあの当時のデトロイトの事情を、冒頭からじっくり描いているのがいいね。制動感のある手持ちカメラも軽快でいい。 [review] (セント) | [投票(1)] |