★3 | 勝新楽しそうだなあ。あの人は映画でこういうのやりたかったんだなあって、感慨に耽けりながら鑑賞。俳優の魅力は満載だが、物語の外郭があまりシャープではないため本編が実際以上に長く感じられる。梶芽衣子の着物の青さと日傘は畦道だろうが駅舎だろうが海だろうが、どこにあっても映える映える。 (3WA.C) | [投票] |
★5 | 勝新と高倉、そして梶という破天荒な競演も見事だが、ここは70年代斎藤耕一の映像美学に酔う。彼のロングショットは無常感や孤高・哀しさだけでなく、「微笑ましさ」まで表せる稀有な作家である。 (sawa:38) | [投票(2)] |
★3 | 高倉の逆さ煙草なダンディズム。野豚のような勝新の鼻血まみれな被虐紀行。ホモとヘテロの間で引き裂かれたセクシャリティが梶芽衣子の機能性を捨て石にして回復されるハードライトな夏の日々。 (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | ひと夏の儚い夢。復讐の虚しさ。詩情豊かな田園と海岸の風景美は絶筆もの。男二人のでっかいロマンに、薄幸そうな美女梶芽衣子は少し蚊帳の外。 [review] (AONI) | [投票(3)] |
★2 | 『昭和残侠伝』背負いつつ、足抜け女郎連れの『スケアクロウ』な野郎どもが『冒険者たち』を気取るという暴挙。悲しいのは時代に置き去りにされ、斎藤、中島、坂本の『津軽じょんがら節』トリオに強引にすがった60年代映画スターの間抜けな勘違いと思いあがり。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 勝新と高倉健の絡みが少なく、勝新ばかりが目立っている印象。オチも物足りない。郷愁漂う映像美は素晴らしいし、梶芽衣子が超カワイイ!『女囚さそり』や『修羅雪姫』より、こーゆー役の方が似合ってる。['05.5.7VIDEO] (直人) | [投票(1)] |
★5 | けして口にしてはいけない言葉。「永遠」。 [review] (町田) | [投票(2)] |