森田富士郎の映画ファンのコメント
座頭市二段斬り(1965/日) |
回想シーンにモダンな演出が見られ、身を乗り出させるもそんな高揚は一部でしかない。後に北野武が撮りたくなる動機が理解できる気もする。撮り方でいかようにも映えるのが座頭市だから。 (sawa:38) | [投票] | |
勝新の逆手二刀流が最大の見物だろうが、今回はシリアス演技(?)と思わせて後半一気に壊れだす名コメディアン三木のり平が面白すぎ。悪親分達を人質にして繰り広げるコント(?)も最高。 (AONI) | [投票] | |
斬新な井上昭演出と大胆な森田富士郎撮影のモダンさは、まさに市川崑を彷彿とさせる60年代ニューウェーブ。シンプルな悪徳話に、三木のり平の粋と笑、加藤武の悪と渋、坪内ミキ子の美と悲、小林幸子の純と幼が程よくからむ娯楽秀作。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
大写し・長廻しの緊迫感、手振れカメラのダイナミズム、伊福部昭の叙情的メロディ、後にテレビ界で活躍する井上昭の演出が、初作に次いで緻密な心理描写を誇る犬塚脚本に見事にハマッている。 [review] (町田) | [投票(1)] |