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千葉早智子の映画ファンのコメント

朝の並木路(1936/日) その前夜(1939/日) 妻よ薔薇のやうに(1935/日) 男の花道(1941/日) 音楽喜劇 ほろよひ人生(1933/日) 女優と詩人(1935/日) 東京ラプソディ(1936/日) 桃中軒雲右衛門(1936/日) 私の鶯(1944/日=中国) エノケンの青春酔虎伝(1934/日) 家光と彦左(1941/日) 噂の娘(1935/日) 吾輩は猫である(1936/日) 戦國群盗傳(1937/日)が好きな人ファンを表示する

桃中軒雲右衛門(1936/日)************

★3ナルセの珍しい極右的題材だが生煮えで、芸のためなら女房も泣かす春団治系噺に過ぎない。月形の悲憤慷慨な造形は鮮やかだが、なぜ彼はそうするのか肝心の処が語れていない。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3これは断然細川ちか子の映画である(自己陶酔男ではない)。崩れた着こなしと濃い化粧。奈落を見ている眼差し。『シド・アンド・ナンシー』のナンシーは彼女がやるべきだったのだ。 ()[投票(1)]
★4雲右衛門の下から這い上がってきて生まれた覚悟が凄まじい。こうで無ければ芸など出来ない男。厳しい、辛い映画。 (t3b)[投票]
★3”最期の志士”然とした月形龍之介の風貌、彼の屋敷に掛かる”そり橋”の装置には驚いたが、映画自体は大して面白くない。そこに含まれる芸人魂の是非はともかくも、台詞や主張が多過ぎて・・・。『ジャズ・シンガー』風のサクセスストーリでも良かったんじゃないかな。 (町田)[投票]