★5 | 隠れた映像派ヴィンセント・ミネリの面目躍如たる神品。 マーガレット・オブライエン が怖いおじさんのいる家に近づいていくシーンの表現力は映画の標準を50年先んじている。20世紀初頭の電話の普及が始まった頃の映画らしいエピソード作りも実にうまい。 (ジェリー) | [投票] |
★5 | 傑作。『オズの魔法使い』から5年後、22歳のジュディ。トローリー・ソングのシーンがとても可愛い。また、これがヴィンセント・ミネリの処女作なのだ! [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | テーマ曲‘Meet me in St.Louis’も良いが、電車の中の‘The trolley song ’が少女の恋を描いて、詞も曲も良い。邦題が素晴らしい。それと重ねて、少女がいつしか大人の判断が出来る女性になっている、J.ガーランドのそんなシーンが心を暖かくする。佳作。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 別れぎわの消灯やハロウィンの焚火など夜、つまり「危うくも無邪気な背伸び」のシーンが美しい。大人の入口にいる娘(ジュディ・ガーランド)や、まだ幼い少女(マーガレット・オブライエン)にとって、「夜が作り出す記憶」こそが思い出の宝庫だからだろう。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |