グレゴワール・ソラーの映画ファンのコメント
ラ・ジュテ(1962/仏) |
事後の壊滅描写より戦慄的なのが平時のオルリー空港で不穏な空気が充満する。時間遡行による記憶に閉ざされた想いのロマンティシズムが明らかにアラン・レネ的なのだが、この形式は最初で最後の偶発。故に1ショット静止を解かれて動く画が凡庸に見える。 (けにろん) | [投票(1)] | |
デートするのが動物園ではなくて動物の剥製が並ぶ博物館、というのが写真映画らしくて洒落ていたりするのだが、本作で優れているのは結局のところ物語、映像ギミックは比較的どうでもいいのではないだろうか。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
ビデオ化されている貴重なクリス・マルケル作品。革新的にして追従を許さない見事な傑作。そしてマルケルの本領発揮はこの作品以降という恐ろしさ。 (tomcot) | [投票] |