★4 | ミステリーにはスパイミステリーというジャンルがある。本格、倒叙という本道に一歩譲ってはいるものの立派なジャンルである。しかし米ソの緊張感が続いた時はいざ知らず、現代においてこのジャンルはどうなんだろうか、、。
[review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | 「昔のスパイ映画」を見ているような懐かしさを感じさせる。陰陰滅滅とした空気がスパイ稼業の苦悩、悲哀、鬱屈といったものを表しているかのよう。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | 緩やかに移動し続けるカメラが全篇を一貫した情感で覆う。美術や衣裳も交えて殆ど完璧に制御されたスタイルの達成だが、完璧すぎて嫌らしい感じも。再三注入される過去パーティシーンが強要する懐旧感は青春グラフィティ親爺版の趣。非情を情が上塗りする。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 展開がよく分からず、止めたり戻したりした(VTR鑑賞の利点)。でも疲れたのでやはり何か工夫がほしい。作品としては、画、オールドマン、音楽すべてが落ち着き払って静かだ。こういうのは大好きなので楽しめたが、幕切れは走り、鮮やかさにも欠けた。 (KEI) | [投票] |
★4 | 多分、原作を読めばもっと面白いのだろう。いささか端折りすぎでわかりにくいところもある。抑制された、静かな演出はそれなりに緊張感もあって悪くないし好みなのだが、もうちょっと凄みがほしかった。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |