★5 | 無駄に悲観せず、日々前進する主人公は何ともシンプルで、かっこ良い。とてもダークなブラックユーモア満載の逸品。 [review] (レモン汁) | [投票] |
★3 | コンテナに住まう序盤の貧乏話の細部が愉しく、洗濯機のローラー式脱水機能が懐かしい。救世軍の描写もまた興味深い。彼の地ではラッパは吹かないのだろうか。
[review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 過去の記憶をまったく失ってしまっても、そのなかで生きる目的、生きる楽しみを見いだす男。その姿から、淡々としたなかにもコクのある満足感を得られました。 (わさび) | [投票] |
★4 | いつもの通り静かな静かな映画。寡黙な登場人物たち。点在する音楽の間の人工音のない時間。にじみ出てくる何とも言えない可笑し味と幸福感。計算ずくとわかっていてもやられてしまう。 [review] (熱田海之) | [投票] |
★5 | まず豊穣な色彩に驚く。きれいだ。全編油絵だね。その感覚が豊かだから、へなちょこ小屋の室内まで愛の高級レストランと見違う。人間の営みの、何て自由で生き生きとしていることか。 [review] (セント) | [投票] |
★3 | 今目の前で死を宣告された男が突然…。ある意味、ドライヤーの『奇跡』で最後に起こったことが、ここでは最初に起きる。理由はない。そうではなく、むしろそれ自体が映画の中では否応なく理由になってしまうということ。少なくとも映画では、メロドラマよりも喜劇こそがより偉大であり得るみたい。〔3.5〕 (鷂) | [投票(2)] |