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伊吹吾郎の映画ファンのコメント

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けにろんのコメント************

★2ポルノ時代劇 忘八武士道(1973/日)丹波が何に絶望し虚無的になったのかが明かされぬままに「忘八」という畜生道に墜ちていくのは、うがった見方をするならポルノで女の裸がありゃあよかろうという一種嘗めきったかの如き石井輝男に貴様あ〜!と考え出すと観てる間ムカついた。[投票]
★3北陸代理戦争(1976/日)やたらテンポが良く飽きはしないものの、北陸の田舎やくざの寂寥感がうら寂しさを横溢させ、ルーチーンが退廃へと突き抜けることもないままジャンルの末期感が漂う。山守が分化したような西村ハナ2枚が定型演技で緊張感を阻害するのも弱かった。[投票]
★4仁義なき戦い(1973/日)キャラ立ちした梅宮松方の挿話2部構成を縦走する文太の立ち位置が退き過ぎず出過ぎずで、ド太い骨子になってないのが弱いと見えて実は微妙に味があるという深淵なキャラ付け。深作笠原もそんなこと考えてないらしいのも又良い。[投票(5)]
★2日本暴力列島 京阪神殺しの軍団(1975/日)仁義なき戦い』シリーズで最強のオーラを発していた武田(小林旭)と岩井(梅宮辰夫)が、ここでは何故か中年の「渡り鳥」と「不良番長」に見えてしまう。実録ものに於ける在日朝鮮人への切り込みも2人のデブが走り回るだけでは雲散霧消。[投票(3)]
★3暴力金脈(1975/日)企業と暴力団の癒着という未開領域に挑む…なんていう気は無いのは端から解ってはいるが惜しい題材であった。結局は個の対決に収斂してしまうのがトホホである。小沢大滝の半端な投入が山本熊井との比較感を呼び起こし侘びしい。[投票(2)]
★4孤狼の血(2018/日)仁義なき』抗争集団劇として台詞の空隙と役者の弾不足が露呈する前半だが、中焦点多用のカメラの包括性と美術の踏ん張りが救う。終わったかに見えた終盤、俄かに映画は継承物語の文脈を獲得しベタなりの強度を纏い出す。パーティ急襲シーンは本篇の佳境だ。[投票(6)]
★4炎のごとく(1981/日)雌伏を強いられた加藤泰の精魂を込めたかのようなショットが連発され、シーンごとの造形力は素晴らしいの一語。総決算と言うに相応しい。しかし、話がメリハリ無さ過ぎでダラダラ長いのも又らしいと言えばらし過ぎる遺作。[投票(3)]
★3土竜の唄 潜入捜査官REIJI(2014/日)温い奴らがアナーキーぶってもダメな気がするし、もう三池クドカンも歳とり保守に成り果て斬新ではなくなった。振りはしても哀しいほど予定調和だ。まあそれでも随所でオモロイ。真面目にアホやってドシラケな3人や童貞喪失の懐旧的テイストなど。[投票]
★3仁義なき戦い 完結編(1974/日)お祭り騒ぎの後の衰亡の歴史を綴った後日談的な寂寥。金子という隠し支柱が消えベクトル無き内部抗争の行き詰まり感は3度目の登板の松方や大友役の宍戸への交代によっていや増される。新たに政治結社化する流れが時代の終焉を醸し出し悪くない。[投票(1)]
★3脱獄広島殺人囚(1974/日)罪を重ねるうちに何がどうなってもかまへんねん…となっていくのは「石川力夫」的狂気に比して余程理解できる。娑婆と務所を往還するロケーションの緩急も心地良く精神的懊悩も余りないので壮快。ただ、ラストのぶん投げはあんまりやろ。[投票]
★3五人の賞金稼ぎ(1969/日)七人の侍』ごっこのカス映画と切って棄ててもいいのだが、若山の品性無きヒューマニズムや大木のイジケた居住まいや真山の謙虚なエロスが中心に据わり何とか最低線をキープした。しかし、この惨状で大見得を切るラストには唖然とするしかない。[投票]
★3実録外伝 大阪電撃作戦(1976/日)タイトルバックの70年代大阪のスラム。猥雑な混沌に期待が深まるが結局凡百の実録物。神戸の巨大組織侵攻に長いものには巻かれなしゃあない言う金子完コピ織本他の面々に対し、あほんだらボケと狂犬化する松方渡瀬。哀しい位の定番展開。[投票]
★3純子引退記念映画 関東緋桜一家(1972/日)「引退記念映画」と銘打つからには頭からケツまで純子べったりであるべきなのに、いつしか比重は健さん鶴田の毎度の渡世の義理の世界へ。恩人マキノを立てた為『緋牡丹博徒』で花道を飾れなかったのが気の毒だが復帰したんだしええか…。[投票(3)]
★3戒厳令の夜(1980/日)壮大な歴史ミステリーロマンの筈なのに山下鶴田大木が繰り広げる極右的アナクロニズムのみが浮かび上がる。ちぐはぐ極まりない若松山下宮島がどういうポリシーの元に掻き集められたのか…という方がよっぽどミステリー。[投票(1)]