熊切和嘉の映画ファンのコメント
フランシス・ハ(2012/米) |
いやあ好きだなあ、この映画。モノクロで昔懐かし(逆に現代では新鮮か)ヌーヴェルバーグのいいとこ取りオンパレード。躍動感のある映像は自分の肉体のように息をしている、、。 [review] (セント) | [投票(1)] | |
この27歳の女の「身の丈」探しの語り口は軽やかだ。何とも憎めないグレタ・ガーウィグの顔の作り大ざっぱさがフランシスのずさんな生き方を象徴し、さらにモノクロ映像が程よい加減で「現実」から「物語」を浮遊させて彼女のダメさを愛らしさに代えている。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
グレタ・ガーウィグの好感度で全部許してしまうのも含めて、80年代角川映画の空疎な女子成長ものに似ている。瀟洒なタッチは魅力的だが、21世紀にヌーヴェルヴァーグは温くなると誰が予想しただろう。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
何と言ってもこのセンスの良さ!繊細に丁寧に作られた「大雑把な彼女」が素晴らしく良い。 (あちこ) | [投票(2)] |