コメンテータ
ランキング
HELP

デルマー・デイヴズの映画ファンのコメント

カウボーイ(1958/米) ディミトリアスと闘士(1954/米) 邂逅(1939/米) めぐり逢い(1957/米) 赤い家(1947/米) 化石の森(1936/米) スペンサーの山(1963/米) 恋愛専科(1962/米) 縛り首の木(1959/米) 潜行者(1947/米) 折れた矢(1950/米) 決断の3時10分(1957/米) 避暑地の出来事(1959/米) 晴れて今宵は(1942/米) ハリウッド玉手箱(1944/米) めぐり逢い(1994/米) 去り行く男(1956/米) 襲われた幌馬車(1956/米)が好きな人ファンを表示する

死滅の谷(1921/独)************

★5素晴らしい。ラングの撮影も見事だが、脚本もずば抜けている。多くの模倣作が思いつくがこの原典を超えてはいない。オチも約100年分(今年は2014年)、いろいろな形が考え出されてきたが、これが一番無理がない。最近はこの形が多く、時代が追いついて来たのかとも思う。 (KEI)[投票]
★5初期フリッツ・ラングのぶっ飛んだ傑作。まず冒頭で死神が作った「壁」の威容さに早くも瞠目してしまう。裂け目の階段なんか本当に凄いセットだ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4フリッツ・ラングの天才性は冒頭の馬車の車室の空間処理だけで露わになる。モンタージュ技術が、その登場から十年経つか経たないかのうちに他のどの芸術にもまねできない映画芸術の最深奥の秘儀であることを明証した奇跡的な記録。 (ジェリー)[投票(1)]
★5ラングの表現主義映画かあ。と構えながら見はじめると、サイレント時代の「名画」と云われても不思議ではない普遍的な端正さを示す画面に却って驚く。だがそれは冒頭だけ。死神ベルンハルト・ゲッケの登場あたりから徐々に陰惨なムードが漂い出し、唐突に「壁」が出現するに至って私は確信する。「傑作だ!」 [review] (3819695)[投票(1)]
★4現代パートの町の人々の戯画的形相(特に頭髪)。画面を占拠する大壁の先に展開する愛と死の闘争劇。エゴが引き起こす火災スペクタル。この世(日常)にあらざるもの見せるのだという強い意志が伝わってくる。ラングがこのファンタジーに託したのは「驚き」の視覚化。 (ぽんしゅう)[投票(2)]