大曽根辰夫の映画ファンのコメント
水那岐のコメント |
牛若丸(1952/日) | 美空ひばりの主演する『牛若丸』は、決して『源義経』には成り得ない。 [review] | [投票] | |
鞍馬天狗 角兵衛獅子(1951/日) | 強いのか、はたまた滅法弱いのか判らない「天狗のおじさん」。いくら優しくとも、こんな情けない正義の味方に当時の子供は満足したのだろうか。脚本と編集の徹底した下手さに理由があり、アラカンは熱演していただろうことは判るのだが…。 [review] | [投票(1)] | |
ひばり姫初夢道中(1952/日) | ひばりの姫君から若武者姿までの七変化、七色の声を堪能できる。男の芸人はというと、高田浩吉が知性派の側近ゆえに歌を披露できぬ以上、伴淳を除けば白痴的な芸人ばかりでどうにも物足りない。ここは女性軍のミス・ワカサのマシンガン関西トークに軍配が上がるところだろう。 | [投票] | |
七変化狸御殿(1954/日) | 他愛のないお正月用の祝い話。しかしコウモリはもともと被害者であるのに踏んだり蹴ったりの有様、ここは許してやるのが神様であろうとは野暮なツッコミだろうか。和洋折衷、時代考証無視の展開は笑って許そう。 | [投票] |