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エリック・ロメールの映画ファンのコメント

グレースと公爵(2001/仏) 木と市長と文化会館 または七つの偶然(1992/仏) 獅子座(1959/仏) 飛行士の妻(1980/仏) レネットとミラベル 四つの冒険(1987/仏) シュザンヌの生き方(1963/仏) ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー(2010/仏) 王手飛車取り(1957/仏) モンソーのパン屋の女の子(1962/仏) 冬物語(1991/仏) パリところどころ(1965/仏) 我が至上の愛 アストレとセラドン(2007/仏=伊=スペイン) 恋の秋(1998/仏) 友だちの恋人(1987/仏) 男の子の名前はみんなパトリックっていうの(1957/仏) 夏物語(1996/仏) パリのランデブー(1994/仏) フランソワ・トリュフォー 盗まれた肖像(1993/仏) 美しき結婚(1982/仏) 緑の光線(1986/仏) 紹介、またはシャルロットとステーキ(1960/仏) 春のソナタ(1990/仏) 聖杯伝説(1978/仏=伊=独) クレールの膝(1970/仏) セックス・アンド・ザ・バディ(2007/米) 満月の夜(1984/仏) O侯爵夫人(1976/独=仏) パリのナジャ(1964/仏) コレクションする女(1967/仏) モンフォーコンの農婦(1967/仏) 愛の昼下がり(1972/仏) 海辺のポーリーヌ(1983/仏) モード家の一夜(1968/仏) 三重スパイ(2004/仏=ギリシャ=伊=露=スペイン) ある現代の女子学生(1966/仏)が好きな人ファンを表示する

夏物語(1996/仏)************

★4やっぱり本作も撮影場所の選定が素晴らしい。主人公はもはや一つの場所に留まることを知らず、ひたすらに歩き回っては喋る、歩き回っては喋る、の繰り返し。バストショットの奥で海の水平線や波の揺らめき、青、木々や空模様といった「自然」が次第に登場人物の心象を視覚化しているように見えてくる不思議。 (赤い戦車)[投票(1)]
★5ほんまにしょうがないなあ。でもそんな主人公が羨ましい。僕は多分あんな風に生きたいんだと思う。そんな男たちにとってロメールの映画は優しい。 (Passing Pleasures)[投票(1)]
★4プポーのはがゆさぶりはロメール映画中ナンバー1では。アマンダ・ラングレは予想以上にきれいになってましたね。 (kaki)[投票]
★4恋愛の結果よりもプロセスを丹念に描くのがロメールの良いところ。誰と付き合っても良さそうなのに、それぞれの女に美点があるため、なかなか結論を出せない主人公。でも、そんな滅多にない状況を楽しんでるようにも見えて、心底羨ましいよ・・・。 (太陽と戦慄)[投票]
★5夏の海辺は男も女も開放的にさせるという切ないまでの華やぎムードの充満。自称アーティスト男も人生の年輪を重ねた男たちから持ち上げられ、才能があるかどうかなんて知ったこっちゃないが希望を持って旅立つのだ。リフレインされる会話の風景も超絶に粋だ。 (けにろん)[投票]
★4「私は海賊のむすめぇ〜♪」って時々口ずさんで楽しんでます(笑) (天河屋)[投票(2)]
★5笑いと切なさの黄金のブレンドに心が蕩かされっぱなし。一筋縄で捉えきれない奥深い台詞の交錯に人間の真奥が滲み出す。圧倒的な映画の教養にひれ伏した2時間。繰り返し見るたびに発見があるだろう。 (ジェリー)[投票(1)]