原田清人の映画ファンのコメント
徳川家康(1965/日) さくら(1994/日) 性の起源(1967/日) 黄金の犬(1979/日) 悪党(1965/日) 大日本帝国(1982/日)が好きな人 | ファンを表示する |
流れる(1956/日) |
成瀬巳喜男の最高傑作に推したい。田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子の三つ巴の競演と栗島すみ子、杉村春子のさりげない迫力。出演女優全員の持ち味をこれだけ活かして面白くならないはずが無い。途中「のこぎり山の男」の場面の中だるみに−1点。 (直人) | [投票(5)] | |
時の流れの非情に翻弄される花柳界の灯の、嵐を前にした輝き。山田五十鈴のごとく芸者衆を自らの芸で語り得る女優はもはや出まい。そして終始我を殺した田中絹代の女中が、雄弁にこの世界のディテールを物語る。最期を迎えた花街の縮図は、こんなにも切ない。 (水那岐) | [投票(3)] | |
ナルセ映画のひとつの極北だが、代表作だとは思わない。渋すぎる。 [review] (寒山拾得) | [投票(5)] | |
山田五十鈴の三味線と唄のよい事よい事。昔の女優さんにはいろいろと特技があったでんすね。 (りかちゅ) | [投票(4)] | |
致命的な事柄をなんでもないことのようにサラリと描く。この世のしがらみも川の流れを堰くことはできないのだ、と。日本映画で最もハードボイルドな描写をするのは成瀬巳喜男かもしれない。 (淑) | [投票(4)] |